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新年のご挨拶と後楽園来訪記

2017.1.1

皆様新年あけましておめでとうございます。

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ご挨拶

 もう聞き飽きたかもしれませんが、RBf instituteからも謹んで新年のご挨拶申し上げます。今年は2017年であり平成29年、両方素数な素晴しい年ですね。皇紀2677年でこれまた素数、これは何か面白いことが起きる予兆か何かですかね。(詳しくはこちら)

元日後楽園来訪記

 さて元日は寝正月でもよかったのですが、わたしは後楽園に行って参りました。中でも目玉なのはタンチョウ(ツル科ツル目ツル属)の園内散策と箏をはじめとした和楽器の演奏会。

人・人・人

 11時ぐらいに後楽園に着いたのですがご覧の有様。通路には人があふれかえっています。帰ろうかと思いましたが、鶴様を観覧するためにはこの人数に耐える必要があります。案の定人酔いしました。

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 地元テレビのクルーやらなんかごっついカメラを携えた方々がいらっしゃいましたね。和装されてる方も多くて人は多いですが少し気分は高揚してました。和服いいですよね、私大好きです。大正のハイカラって感じの袴も好きです。是非あれが正装になってほしかった。

和楽!

 鶴様がおいでになるにはまだ少し時間があったようで、延養亭の和楽器の演奏会を観覧していました。この邸宅はときの藩主池田光政の居間があり、園内を一望できる素敵ポイントらしい。らしいっていうのは常時立ち入り禁止なので私も入ったことがないのです。そんな素敵ポイントで和楽器の演奏会をされてました。

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 見たとおりステージとの距離はかなりあります。しかも前が広場みたいなのだったらいいんですが、通路なんですよね・・・立ち止まって聞いてたら通行の邪魔になっちゃうしどうしたものかと考え込んでました。が、考えるのをやめて立ち止まって聞いてました。

 邦楽は全くわからないので、演目で「紅の魔方陣」って書いてあったときは「ゲームのBGMかなにか??」と思いました(邦楽であるようです。楽譜はこちら)。写真は高麗民謡幻想曲を弾いていたときの物です。

ツルサマーツルサマー(午前の部)

 鶴様がおいでになるのは、11時から12時までと13時から14時までの1日2回。なんとしてでも鶴様の写真を納めねばと思い頑張りました。タンチョウということで、ツルはツルでも日本人にとってもなじみのあのツルです。鶴の恩返しとかでおなじみですね。今回とったのは午前の部。今回の軌道はこちら。 

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1回目の飛翔は撮り逃しました。準備するのが遅れた・・・。1回目はどこを飛んだのかすらもわからなかった・・・まあ次があると思って休憩中のツルを撮ってました。

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 そして2回目。全然飛ばない。まったく高度を上げずすぐ近くに降り立ちました。すべては鶴様のお心持次第なのでこれはほんとにどうしようもない。ツルサマーツルサマーって言っておくしかない。しかしもうちょっと飛んでほしかったな…残念

 3回目、おそらくこれ一番とんだ。その時撮った写真がこちら

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 ちょうど延養亭の前の通路に陣取っていた私は幸運にもかなりいいアングルで写真が撮れた(と思ってる)。もうちょっと右を通ってくれれば唯心山をバックにとれたのに…

 しかし一番悔しいのは最高の一瞬を取り逃したこと。飛び始めてからまっすぐ飛んで行ったツルは、ちょうど私のところからは岡山城のところで重なり優美だった。そんな一瞬を写真で切り取ることができなかったのが悔しい。私はこの目でしっかり見れた。ただただ見とれてた。あれは今年初めのイベントとしては申し分のないというかツルサマーに五穀奉納しないといけないんじゃないかと思えるくらいすごかった。純白な翼をもち目元に赤いアクセントがあるタンチョウと、カラス城といわれるほど黒い岡山城が重なった時の対比。太陽きらめく日向に出て白く輝くその身姿は私が語るには言葉を尽くしても足りない。見に行こうみんな。

 最後の4回目は2羽ではなく、4羽で一斉に。しかしまあ渡り鳥みたいにきれいに並ぶわけもなくばらばらに飛んでて一つの写真には納められないという悲しみ。2羽戻ってきた時の写真がこれだけどズームしてたから画質が悪すぎる…まあ仕方がないね。4羽を収めたすごい写真は後楽園ホームページで見れます。プロは違うプロは。

ツルサマーツルサマー(午後の部)

 まったく飛ばなかった。いや2回ぐらいとんだけど全然高度は上げず。いい写真は撮れず。ツルサマーはどうやら午前4回も飛んだから疲れたんでしょうかね。飼育員の人たちも手をこまねいていらっしゃった。ツルサマーは気難しいし、たぶん午前に行ったほうがいいものが見れると思いますね。

これから

 次の後楽園の大きなイベントといえば芝焼き。2月の上旬に例年行われている行事でその名の通り芝を焼きます。googleで「後楽園 芝焼」と調べるとどんな感じかすぐにわかると思います。

 夏の生い茂る芝のために必要な芝焼は冬(2月)の風物詩ですね。春は桜が、夏には緑緑とした芝が、秋には葉が色づき、冬の枯れた芝もまた一興です(雪化粧といいたいところだが、岡山で雪が積もるなどといった怪異はそうそう起きるものではない)。是非一度訪れてみては?元日は特におすすめです

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